2代目デュエリストof名古屋

ダイアリー消えるらしいのでお引越し

#4 栄光

そしてその時はやってくる。そう、ギャラクシーリーグ優勝である。
しかし、その道も決して楽な道ではなかった。


当時の公式は複数個の大会に参加することができた。愛知県が地元の我々は当然東海大会に出場。
PULUは惜しくも敗退。
しかし1年間予備校代というコストを払い続けたPULU。ここで終わるわけにはいかなかった。


つづく関西大会。黒ランデスを引っ提げ強いPULUが帰ってきた!!
勝戦のトリプルブレイントップは会場に居た人であれば震えたのを覚えているであろう。

ここから日本一までは早かった。
使用デッキは彼の代名詞ともいえるネクラギャラクシー。
手始めに1回戦の速攻を母なる大地でフルボッコ。決め台詞は「トップ大地で勝ちました」
そして迎えた決勝戦、焦土1ドローという必殺技をかましながらも見事優勝。


オリンピック特需があったようにその年はPULU特需であった。
今も常連であるおやつのじかんにはチャンピオン使用と銘打たれた委託デッキが販売されことごとく完売、CSやDRではPULUのサインを欲しがるプレイヤーが続出。
まさにPULU全盛期とも呼べる時代の幕開けであった。


※1 委託デッキ自体はPULU本人が出品。自身の名声を有効に使う頭も当時はあった様である。
※2 サインをねだられ過ぎて調子に乗ったのか、この頃は何かにつけてサインの練習をしていた。恐らく今でもサインをお願いすれば流暢な筆記体で書いてくれるであろう。資産価値は0である。



その後無事大学生になったPULU、浪人生が強いというジンクスはここから始まったのかもしれない。