2代目デュエリストof名古屋

ダイアリー消えるらしいのでお引越し

最後に

 長々と状況や現場で出した裁定をまとめさせて頂きました。正直私もジャッジとしての経験はまだまだ浅く、不手際な面が多く見受けられたかもしれません。
今回の記事を通して今後関わるであろう運営に際し、より良い対応ができるよう努めていきたいと思います。

 また、その他今回のCSについて何か気になることがありましたらTwitterのメッセージで質問頂ければ返答いたします。(時間の都合によりすぐに返せるかは怪しいですが・・・)

発生案件

  • ①誘発忘れ

状況:ターンプレイヤーが本来行わなければならない強制の誘発効果を失念。相手プレイヤーもそのことに気づかずプレイ続行。
裁定:両者に対し警告(ターンプレイヤー:誘発忘れ、相手プレイヤー:違反の見逃し)その後巻き戻しor続行


 こちらに関しては少々確認不足がありました。元来、相手プレイヤーに対して出した"違反の見逃し"においては、注意という裁定が妥当だったようです。誘発忘れに関しては、相手もしっかりと確認する義務があると解釈しており、今回このような裁定を出させて頂きました。
少し厳しめの裁定であったかもしれませんが、当日は全てこの理念の元同様の措置を取りました。
 ほとんどのケースは巻き戻しで対応しました。唯一ターンが返っており、その後非公開領域のカードが大量に移動していたケースに関しては巻き戻し不可能と判断し続行の措置を取りました。

  • ②A:過剰ドロー B:ゲーム開始時の引き間違い

状況:A:通常のドローに加え余分にカードを引いてしまった。
   B:初期手札を確認した際に6枚になっていた
裁定:A:警告。対戦相手が手札の中からランダムに1枚選びデッキに戻しシャッフル
   B:警告。対戦相手が相手の手札を確認し1枚選びデッキに戻しシャッフル。
 
 B案件に関してはプレイヤーが他の処理を行っていた為、"過剰なカードを引いた"として扱わせて頂きました。ただ、原状復帰の方法として、相手に確認までさせた場合に相手側のアドバンテージとなってしまったのではないかと後に考えました。Aと同じ裁定でも良かったのかもしれません。

  • ③封印外しミス

状況:本来外せない封印を外してしまった。
裁定:警告。外した封印をデッキに戻しシャッフル、その後デッキの上から一枚を封印として再度設置。


 非公開領域の触り方としては妥当だと考えています。ただ、仮に吸い込むナウや天門ループ等でデッキボトムが固定されていた場合にシャッフルすべきかどうかは判断に迷うところです。

  • ④出し間違い?

状況:カードをプレイする際、誤って2枚のカードを場に出してしまった。
裁定:注意。場の状況をみて正しいカードのプレイを促した。


 故意か過失か判断できませんでしたが、タップしてあるマナの枚数と発生しているマナの色から片方のカードはプレイできない状況でした。

  • ⑤過剰なシールドをブレイクした

状況:"Forbidden Star 〜世界最後の日〜"が場にある状態で指定された種族以外のクリーチャーがアタック、シールドがブレイクされた。
裁定:両プレイヤーに警告、本来ブレイクされなかったであろうシールドの補充方法としてランダムに手札をシールドに追加。


 両プレイヤーに警告という措置に関しては①を参照。
原状復帰の方法として上記の手段が正しかったかどうかは判断しかねます。今大会ではこの方法で対応させて頂きました。

  • ⑥ゲーム外(時間)

状況:ジャッジ対応中に他のプレイヤーから挙手、フロアスタッフが即座に卓へ赴いたがヘッドジャッジが伺うまで少し時間がかかった。


 今回ルール以外の対応で裁定を出せる人間が私のみとなっており、時間を取らせてしまった方が若干名いらしたと思われます、申し訳ございません。
ただ、今大会はルール確認等スタッフの介入によりで経過した時間に関して、対戦時間の延長はしない旨がレギュレーションで記載されていました。

CSジャッジあれこれ

 先日の日記からあまり日が空かずの更新です。
1月4日・5日とおやつCSに参加された皆様、お疲れ様でした。また円滑な進行にご協力頂き有難うございました。
今回はヘッドジャッジという大役を任され、拙いながらもなんとか2日間を乗り切ることができました。これも皆さんの協力無くては成り立たないことです。重ね重ねお礼申し上げます。
 
 さて、今回運営をしていく中で少なからずカードのルール以外でヘッドジャッジの対応が必要な案件が発生しました。両日ともにDM事務局が稼働しておらず、現場では私からの裁定が当CSでの裁定として執り行わせて頂きました。
もちろん現場においては最大限の努力と判断をし、可能な限り最適な裁定を下せるよう努力したつもりです。
ただ、あくまで当日現場での判断であり今後のCS全てで同様の措置が取られるであろうとは考えていません。また、すべてが正しかったと言われると判断に迷う案件もいくつか見受けられました。
 
今回は本大会で起こった案件の一部を状況と現場での判断と共に書き綴っていきます。今後CSを開催されるジャッジの方は参考に、こうした方がよかったと何かお考えがある方は貴重なご意見を頂きたく考えています。

公式大会④立ち回り

・動き
マナブーストからのジョニーが勝ち筋。
場を空けるために魔狼・謎帥等を活用していきますが、相手のデッキタイプにより若干優先度が変化します。

①対バスター
獅子王の遺跡の発動及びマナ武装4を達成する為に全力を注ぎます。理想マナ帯は8マナ(サファリ前提)、10マナ(ジョニー手出し)、13マナ(謎帥+ジョニー)
デッキの性質上イーヴィルやリュウセイ系統で容易にリカバリーされる為、返しにバスターで走られ捲る手段が無くなるのが主な負けパターンです。
魔狼の使用タイミングは主にトリガーで返した後にリュウセイ等無い事を見計らってからが良いと思います。
ドキンダムとドルマゲドンですが、圧倒的にドキンダムの方が厄介です。
デッキ内に除去手段がジョニー素出ししかありません。
ドルマゲドンは謎帥二回で吹っ飛ぶ為、盾さえ残っていればワンチャン発生します。
成長バスターは最初のワンパンでトリガーが出る事を祈ります(笑)

②青白
魔狼を重ねて打つ事を優先します。
VVが盤面に出ると手札補充も相まって敗北濃厚です、序盤に手札を枯らしておく事で相手の選択肢をかなり絞ることができます。
ファイナルストップ連打が痛烈に刺さる為、ハンドキープはクリーチャーやフィールドを優先させます。特にサファリはミラダンテファイナルストップを返しうる唯一の手段なのでDスイッチもギリギリまで温存します。
なお、新弾のミラクルスターが非常に厄介で、準決勝ではこいつを何度も出された所為でファイナルストップを抜けることができませんでした。革命チェンジで何度も出せるので、いっそ早い段階でハンデスや破壊手段で墓地へ落としてしまった方が有効だったと後になって思いました。

③その他
他のデッキは獅子王と魔狼で大概崩せる為あまり意識しませんでしたが、唯一ミラー戦だけはサファリ張った者勝ちだと思いました。
もともと盤面が並ばないデッキの為、サファリで先にジョニー出した方が勝てます。
魔狼に注意しつつサファリが張れるようマナ色を置いていきましょう、先手後手をひっくり返す必要性はあまり無い為、6マナに無理やり届かせる目的以外でのダークライフは不要です。

公式大会③レポ

一回戦:5Cバスター ○
ダークライフからの魔狼、リュウセイ出るもバスターで走られず硬直。マナ貯めてから謎帥→ジョニーで〆

二回戦:ドルマゲドン5Cバスター ○
ドルマゲドン入りのバスターは初対戦。
通常のバスターの走り方されるもトリガーで返して魔狼。
手札枯らして動き遅れたところをブーストからのジョニーで〆

三回戦:赤青黒墓地ソース? ○
マッドデッドウッドで墓地に落としたカードを釣る形?
危険な香りしつつも魔狼あったらマッドデッドウッド落ちて展開ストップ。
盤面並ばないから素出しでジョニー出して〆

四回戦:青白ミラダンテ ○
シドもVVが見えなかったので恐らく事故?
魔狼で手札枯らしている間に宝剣とサイクリカ引き込んでロック。途中でジョニー引いて〆

五回戦:5Cバスター ○
バレージ乗るっぽいのでそちら見てください(笑)
サファリからのジョニーで勝ったと思う。

六回戦:5Cバスター ○
この時点で予選抜け確定なので少し安心。
獅子王でブーストして返せる盤面作ってからカウンター気味に返して〆

6-0で一位通過。


本戦一回戦:bye

本戦二回戦:赤黒ドルマゲドンバスター ○
これもカバレージになる予定です。

ジェニーでハンデスされるも獅子王でブーストして巻き返す。
そこでプレミ!調子に乗って引いた獅子王打ちまくってたらデッキ枚数がとんでも無いことに(笑)
相手もデッキ切れを待つスタンスだったので互いに硬直するも相手のターンで時間切れ。
スターリンネでシールド割りに来るもカーネルでストップ。
ラストターンで引いたカードが蒼龍の大地!
ジョニー出して4ブレイクで逆転!!

本戦三回戦:メンデルス入りバスター ○
メンデルス2ブーストの返しに魔狼、獅子王でマナ伸ばすも返しにイーヴィルバスター。
盾割られるも獅子王2枚がトリガー!(笑)
合計14マナ溜まって謎帥ジョニーで〆

本戦四回戦:青白VVミラダンテ ×
本日初の多色事故(泣)
マナに多色4枚揃わず魔狼も打てず獅子王も引かない。
ファイナルストップとミラクルスターで散々遅延されたのちミラダンテ。サファリのDスイッチでジョニー出して粘るも再度ミラクルスターファイナルストップで遅延され、VV出てきてエクストラターン、ファイナルストップとミラダンテ絡んで無事死亡


五回戦:赤黒ドルマゲドンバスター ×
イーヴィルバスターリンネで走られるも獅子王でマナが多少増えている盤面。
サファリからの謎帥魔狼で手札0返しのターンDスイッチで勝ち確の状態。
トップからSA以外なら勝てる状況まで頑張って構築したが無常のイーヴィルトップで死亡。


4位

公式大会②デッキ

デッキ:5Cビマナジョニー

レシピはTwitterを参照。

環境の2トップが各種バスターと青白VVミラダンテということは先に開催された公式大会の結果からある程度予想はされました。8割9割試合で当たると思って良いでしょう。
これらに有利が取れるデッキであることは必須、自分が最初に練っていた5Cプチョボルメは制圧し切れないこととフィニッシュの遅さから断念。その後の変遷はこんな感じ。

①5Cプチョボルメ
上記理由により断念

②VVミラダンテ
当時どのデッキにも勝ちうるデッキタイプだったが、全く肌に合わずミラーも下手くそで没としました。

③バスター
ミラダンテに全く勝てず早々にクビ


1コスバブール
結構迷ったデッキタイプ。のちに新弾で場からマナが出る奴出てから本気でこれにしようかと思った。
結局調整段階でミラダンテ出されて詰む場面が頻出し没。

握るデッキが見つからず、最早バスターかミラダンテで行くか的に考えてた矢先の新弾発売。

ジョニーの登場により状況が一変、5Cプチョの基盤とジョニーの相性が良いこと。
前日一晩調整し、バスターと青白に勝てるようブラッシュアップして完成しました。


ダークライフ4
基本枠。序盤に置ける黒マナが少ないので、4マナまでに打てそうになければ魔狼の為にマナセットも検討します。
・魔狼3
青白を殺る枠。本当は4欲しかったけど単色をこれ以上増やす勇気はなく断念。準決で魔狼引けなくて負けてしまったので、悔やまれる採択でした。
・謎帥の艦隊3
主なフィニッシュ兼トリガー枠。
謎帥→ジョニーが一番決まりやすい勝ち筋です。攻めても守っても強いため複数投入、魔狼と同じ理由で3投ですが、こちらは多すぎも少なすぎもなかった感覚です。
獅子王の遺跡4
コンセプト枠。自分の中でこれを削る選択肢はありませんでした。
準々決勝でトリガー獅子王×2から返しに謎帥→ジョニーは周りから笑われました。
カーネル4
前日の調整で直前までこの枠はジョニーウォーカーでした。
バスターのラフルルぶっぱに何一つ抵抗できずに負けてるところを試しに入れてみたら色基盤と併せて非常に有効だったため、入れ替える形で投入。大会ではラフルルと出会いませんでしたがトリガーと素出しで活躍しました。
・プロメテウス3
マナカーブ基盤&マナ回収枠&対青白枠
マナ回収は蒼龍の大地とサファリのDスイッチしかありません。
また、青白のファイナルストップとシドに対して有効な回答があまり多くもありません。
ファイナルストップとシドが出てくる付近のターンでこのカードが良い動きをしてくれました。
・ワイルドサファリチャンネル3
コンセプト枠。
早期のフィニッシュ達成、ファイナルストップ及びシドのメタ、共に噛み合っており非常に優秀なカードでした。Dスイッチもマナから出せるカードはどれもフィニッシュに繋げられるカードばかりで張替え以外の欠点が見当たりません。
最初は白のカードをこれ3枚だけで回していましたが、カーネルを入れることによりマナ色も安定しました。
・サイクリカ3
デッキ基盤枠
呪文が多いデッキにはお馴染み、このデッキにおいても欠かせない存在です。
・英知と追撃の宝剣1
フィニッシュ達成枠。
多色カード環境の今回のプール、自然とタップインが増える為トリッパー宝剣並みの効果が期待できると踏んで採用しました。
定番パターンの宝剣サイクリカで時間を稼ぎつつジョニーへ繋がるパターンで取った試合もありました。
・ボルバルザークエクス1
多色カードの増量とデッキに合うカードを探した結果、ループパーツにもなりうるこのカードが採用に。蒼龍の大地でバトルが行える数少ないカードでもあります。
・目的不明の作戦1
オシャレ枠(笑)
サイクリカがトリガーで使えたら強い!的な感じで入れましたが、試合中役に立ったのが1回、マナに多色が入らず困ったのが3,4回あったので恐らく不要な枠でした・・・
・蒼龍の大地4
ビマナというデッキタイプと非常に合致し、あらゆるフィニッシュ手段に繋げられる優良カード。
サイクリカのかさ増しや、ジョニーとの強制バトルで活躍しました。
特に本戦ニ回戦、時間切れでターン返ってきて、トップ蒼龍からのジョニー4ブレイクは神ってました。
・ゴーストパイレーツ3
青黒のトリガーで一番強そうな枠。
色基盤として多色黒マナが欲しい中、まともなカードが宝剣以外ありませんでした。
色が合ってトリガーのこのカードを採用。シドをまとめて飛ばせてドキンダム飛ばせるテック団も検討しましたが、封印もまとめて外れてしまう為、同じく複数とばせる可能性もあるパイレーツを採用。
・ジョリー3
フィニッシュ。
盤面を退かせるカードが多いのでフィニッシュとして最適。
このカードを通す為にほとんどのカードが構築されてます。

公式大会2017①

お久しぶりです。
先ほど公式大会が終わり、結果は4位という
"とても"
残念な結果となりました。

今回は珍しく自分の手に馴染み、自信のあるデッキが完成していただけに悔やまれるばかりです。

悔しさを紛らわすためレシピ等々投げて行きます。